みなさま、大変お久しぶりです。相澤です。
なんと前回の自粛期間のまとめ記事を書いてからちょうど一年ほど経ちました。
びっくり!時間が経つのは早いモノデスネ....!!!笑
いや、本当に、私ほど継続することが苦手な方っているんでしょうか。。。
だいぶ旬が終わった感がありますがこのままでは大嘘つきになってしまうので
前回宣言した通り”アートにエールを!”について書いていきたいと思います笑
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アートにエールを!採用作品「春の雪」 👇👇👇
そもそも”アートにエールを!”という企画は何かというと東京都生活文化局さんがコロナの影響で活動自粛してる芸術家の為に考えてくれた企画で、
感染対策しながら動画製作してくれたら10万円あげるよ!って企画だったんですね(雑)
アートにエールを!公式HP👉 https://cheerforart.jp/
1回目の緊急事態宣言中はライブもレッスンも遊びの予定も真っ白になってしまった私は暇を持て余して自分の無力感から病み期に突入してました。
そんな時にミュージシャン友達から「こんなんあるよ!」って教えてもらいまして
やっと目標を見つけることができた訳です。かなり救われました。
”持つべきものは友”ってマジですよね..!
この動画制作に参加してくれたメンバーもみんな素晴らしいプロフェッショナル達で、
私はそれぞれの役割分担に丸投げしただけです。笑
私の想像の遥か上をいく返答をくれるみんなのおかげで一人では作り出せない素敵な作品に仕上がりました。
そんな素晴らしいメンバーを紹介しておきましょう!
piano : 宮島れいら
bass : 長谷川慧人
drum : 平川萌
録音,ミックス : 速水直樹
動画編集 : 鈴木美範
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さて!今回の企画では半年以上ぶりに気合を入れて作詞作曲をしたので、
楽曲『春の雪』についても詳しく書いてみようと思います。
まず最初にコンセプトとしては「コロナ禍での自分の気持ちを歌おう」と決めていました。
この時の感情で一番割合を占めていたのは”迷い”や”不安”です。
SNS等でいろんな情報や意見が飛び交う中
「世界はどうなってしまうのか」「自分はどんな考えを持つべきなのか」
「何も意見を言わないのは逃げなのか」、、、思い悩むほどではなくても漠然とした不安、
そして誰かに責め立てられているような感覚に陥っていました。
昔から白黒ハッキリつけるのが苦手で八方美人が染み付いてしまっている私には、この時の状況はとても居心地が悪かったのです。
でも、そこでふと思ったことがありました。
「もしかしたら私と同じような気持ちになった人がどこかにいるんじゃないか」
「同じように燻った気持ちに蓋をしているんじゃないか」
もしそうなのだとしたら私は伝えなければいけない。
自分を責め立てる必要などないということを、
決断しないという決断を、考えることをやめない希望を、
そして、あなたが人を想いやる温かさを持っているということを。
誰にでもある”忘れられない罪悪感”は弱っている時に限って容赦なく畳み掛けてくるけど、
自分を守りながら生き抜いていこうよ。
大丈夫だよ!って!
そんなメッセージを桜に積もる季節外れの雪に込めて表現しました。
こんな風に解説する必要がなく伝えられることが正解かなって、ずっと思ってたんですが
最近大好きな藤井風くんが解説動画出しておられて、音楽に込められた想いを聴けてすごく良かったので(感化されました!笑)皆さんにお伝えしたくなりました。
音楽的な面に関してですが、この曲は今までの自分のオリジナルの中で最も複雑なコード進行になりました!
今までは毒のないひたすらに明るい曲ばかりだったので単純な音で十分だったのですが、より複雑な気持ちを伝えるためには転調やテンションコードを選ぶ必要があったんですね...!
イントロの独特なフレーズは、実は5年以上前から暖めていたものです。
スティールパンの独特な配列から思いついたものですごく気に入ってい、いろんな曲で使えないか試していましたがなかなかハマらず、、、やっと日の目を見ることができました!
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長くなりましたが『春の雪』解説記事は以上になります。
この記事を読んでからまたライブやyoutubeで『春の雪』聴いていただけたら嬉しいです!改めて自分で書いてみて思ったのは、これは時間と労力をかけたな〜!!ということです笑
やはりその分演奏する時にも想いが強くなりますし、この曲を完成させられたことが自分の自信にもつながり、アルバム作るきっかけにもなったと思います。
と、いうことで次回は!
アルバムのことについて書こうと思います笑(宣言しとかないと書かない気がするので)
気長にお待ちください🙏笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!!
2021.5/28. 自由が丘hyphenでのライブ👇
photo. Masami Gan Iwafune様 ありがとうございました!
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